自動採点ソフトは従来はあらかじめ正解が予測できる問題にしか使用できませんでしたが、近年ではAIによって回答の内容を判断し、正誤判定をすることができるものが登場しています。記述式問題においてもその意味を汲み取り正誤判定をしているように見えるため、これまでと異なり学力テストなど生徒の理解力を試すものにも効果的に利用できるものと考えられ、学校等でも導入をすることが増えてきました。近年ではAIが様々なところに利用されており、複雑な文章などをその内容を理解して判断することができると考えられています。しかし実際にはAIは様々な蓄積されたデータの中から必要な情報を抽出し総合的に判断しているものとなっているため、その内容によっては誤判定をしてしまうこともあることを知っておくことが大切です。
自動採点ソフトは自動的にテストの採点をするものであり、その判定に誤りがあってはなりません。特に学力テストなどの場合には自動採点ソフトを利用して採点を行い誤判定をした場合、生徒の学習意欲を損ねてしまうと言う問題が生じることも多いものです。AIによってより判定能力が強化されている自動採点ソフトですが、それでも誤りが生じることを十分に認識し、その際の休止などによるサポートを適切に行うことが重要です。またこのような自動採点ソフトを利用する場合には、誤判定が生じることを十分に認識した上で上手に使いこなすことが効果的な方法となっています。